幅広い専門知識が求められる国家資格。
養成施設を終了後、国家試験に挑戦!
「はり師」および「きゅう師」は、医師以外で免許を持つ人だけが行うことができる「業務独占資格」の一つです。免許を取得するには、まず文部科学省または厚生労働省が認定した養成施設(大学、短期大学、専門学校、盲学校理療科など)で学び、養成課程を修了した上で、はり師・きゅう師の国家試験を受験します。国家試験に合格した後、所定の手続きを行うと厚生労働省から免許が交付され、はじめて施術が可能となります。
鍼灸師の国家試験は他業種の試験に比べて圧倒的に試験科目が多いため、養成施設在学中は、はり・きゅうの知識に限らず、解剖学・生理学・リハビリテーション医学など幅広い分野について学びます。また、養成施設の入学資格は「大学に入学することができる者」とされているため、まずは高校を卒業することが第一となります。